奇跡の対談をもう一度!浦沢直樹 × 宇多田ヒカル ②

  昨日に引き続き、対談②です!   ミュージシャンは嫌だった / マンガ家にはなりたくなかった   宇多田 わたし、デビューしてから最初の2年間くらいは本当に後悔していて、音楽で食べていく気なんてまるでなかったんですよ。むしろ、親が音楽のためには何でも犠牲にするみたいなボヘミアンな生活をしていたから、ミュージシャンなんて絶対嫌だなって。ある日、車がないと思ったら「ス…

奇跡の対談をもう一度!浦沢直樹 × 宇多田ヒカル ①

前回の記事で紹介した、私の漫画熱に再び火を付けてくれた漫画家の浦沢直樹さん。 引き続き今回も浦沢さんネタです(笑)   もう随分昔になってしまいますが、宇多田ヒカルさんと浦沢さんが「雑誌Invitation」で対談していたことがありました。大好きな2人の対談はとても面白かったので、引っ越しにもめげず、コピーした記事は大事に取ってありました。(なんと2006年のもの‥)前回の記事を書いた後…

無限に広がり続ける漫画家浦沢直樹の宇宙が体験できる展示「描いて描いて描きまくる」

  YAWARA! 、Monster 、20世紀少年、PLUTO ‥浦沢直樹さんの漫画はどれも人間の臭いがして、とても好きで読んでいました。実は小さい頃から漫画が大好きで色々と読んでいたのですが、大きな引っ越しのタイミングやライフスタイルの変化によって、持っていた漫画の全部を手放してしてから、ほとんど漫画は読まずに過ごしていました。気がつけばアッという間に10年程時が経過してしまいました…

続きは現実で!視聴者の人生や生活を応援する
アニメ「グラスリップ」

アニメなんて、本当にいつ以来でしょうか‥‥(非常に遠い目) しかも十代の甘酸っぱい話‥ !(再び遠い目) ある日チャンネルをまわしていると、偶然やっていたアニメ「グラスリップ」の再放送を見かけました。 いつもなら反射的にスルーするのですが、「‥あれ??」 少し観てみると、妙な違和感が‥。何かが引っかかるのです。 ちょっとスピリチュアルな香りを感じつつ、後日そのまま全話(!)を観てしまった、という私…

誰も誰かを罰さない・永遠の名作ドラマ「すいか」

  2003年に日テレで放送されたドラマ「すいか」。もう12年前の作品になるんですね! 実はリアルタイムで何話か見かけただけで、これまで全部は通して見た事は無かったのですが、”面白かった”という印象だけがず〜っと心の中に残っている不思議な作品でした。今回とても久しぶりに全話を見る機会があったのですが、こんなに愛の詰まった優しいお話だったのね‥!とてもとても面白かったです。今見ても全然古く…

ドキュメンタリー映画「アラヤシキの住人たち」に見る共生の形

随分昔に見た、「ナージャの村」というドキュメンタリーは、私のハートのとても深いところに、いつまでも残っている特別な作品です。それはチェルノブイリ原発事故後、退去命令を国から出されたにも関わらず、汚染地域から出て行かず暮らし続けている人々の生活を静かに撮った映像でした。 生まれ育った土地から離れない人々の思い、放射能で汚染されているという土地では、それでも以前と変わらず、春が来れば花は咲き、野菜は育…

愛はすべてを超えられる?
映画「ぼくの美しい人だから」

    10代の頃に原作小説を読んで、臭いがムワっとする独特の性描写が印象的だった作品「ぼくの美しい人だから」( White Palace / 1990 ) 。まさか映画にもなっていたなんて、知りませんでした!     小説だと、バーガーショップで働く41才のノーラが強烈なキャラクターで、私の中だと相当体臭がキツいオバチャンだと想像していたのですが、この映画…

恋とは一体何ぞや?
映画「Her/世界でひとつの彼女」

  スパイク•ジョーンズ(Spike Jonze)監督作品「her / 世界でひとつの彼女」(her /2013) 。舞台は近未来のLA。元妻との関係を引きずったままでいた主人公セオドアが、最新人口知能OSの彼女サマンサとの恋愛を通して、再び人生の豊かさを取り戻し、そして再び失恋。その様子に「恋愛ってなぁに?」「私たちは一体何を求めていて、そして恋って‥ 誰とするもの?」疑問符がジワジワ…

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