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映画

笑いが止まらない!大人のファンタジー映画「ぱいかじ南海作戦」

2018-05-08

たまたま観た、椎名誠先生の小説が原作の映画「ぱいかじ南海大作戦」。

も〜主演の阿部サダヲ氏のフリ切った演技が、最初から最後まで可笑しくて、お腹がよじれる程笑ってしまいました。動いている阿部さんを観ているだけで何だか幸せな気分になれる(笑)不思議な魅力漂う作品です!

 

ストーリーは阿部サダヲ氏演じる主人公・佐々木が失業と離婚で人生の全てを失ったことを機に、「そうだ、南の島へ行こう」と思いつき旅に出る事から始まります。

辿り着いた南の島の浜辺で、佐々木は次々と色々な人達と出会い、そして、妙な出来事が次々と起ってゆきます。その全てがコロコロと転がるように、とてもリズムカルに描かれているので、終始明るい気持ちで楽しく観ることができます。いや〜どんな出来事も決して重く描かず、人を傷つける描写もなく、突き抜けて明るく平和な、類希なる1作です。

 

 

確かに描かれている内容は、全部冗談の様な内容といえばそうなのですが、観ていて「いやいや現実はさ、」なんて言いたくならない作品なのが、とても不思議でした。このストーリーを成り立たせてしまうのは、勿論秀逸なストーリー構成力もあるのですが、やっぱり何と言っても阿部さんの演技力とキャラクターがあってこそ。例え起きる出来事やストーリーが突拍子なかったとしても、阿部さんのひとつひとつの動きや、演技に宿っている命が、不思議な親近感抱かせ、普遍的で素朴な人間の「何か」をちゃんと描き切っているように感じられました。

 

 

脇を固めている役者人のキャラクターも個性的で、観ていてとても楽しいです。4人のホームレスたちはそれぞれヴィジュアルも設定も強烈ですし、都会での生活に疲れて南の島にたどり着いたオッコチを演じる永山絢斗くんは「こんな人いそう!」的な親しみやすさを感じさせるし、訳あり女性2人旅のキミとアパを演じる佐々木希さんと貫地谷しほりさんは確かに美しさすぎるけれど、男性しか居ないむさ苦しい画面にパっと華を添えてくれて、観る者の目を楽しませてくれます。

 

この映画に出てくる綺麗な南の島の海、青い空、太陽をながめているだけでも、身体の力をふわっとゆるめてくれるような気さえしました。とにかく頭をカラッポにして気軽に楽しめる作品です。「何かが解決する」作品ではないですし、難しい説教や有り難い人生の教訓を与えてくれる作品ではありませんが、何故だか観た後には、ハートにポっと灯がともる様な、明るい気持ちが残ります。

人生が楽しいかどうかは、「何が起きているのか」や「何を持っているのか」という事よりも、「どんなテンションで生きるのか」が左右しているのだと、作品全体に漂う雰囲気が、伝えてくれているようでした。

 

 

 

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