アニメ「ARIA」が面白すぎたので、お気に入りエピソードについて語ってみた♡

 

シリーズ通して、私にとってとても大切な作品となったアニメ「ARIA」。
 

 

感想を書いていたら、蛇のようにどんどん長くなってしまったので

個人的に好きだったエピソードやシーンについては、こちらに別にまとめてみました!☺

 

 
 

シリーズ1「ARIA The ANIMATION」第5話「その あるはずのない島へ…」

 

 

灯里 「私、子どもの頃ネバーランドは本当にあると信じていました。

でも大きくなると、それがファンタジーだと分かって。

いつからなんだろう?それが夢物語だと思うようになったの‥。

思い出せないんですよね‥。

色々忘れちゃうんですね、ちょっと寂しいですけど‥」

 

アリシア 「いいんじゃない、それで?」

 

灯里 「そうですか?」

 

アリシア 「だって、思い出は、忘れてしまうけど、捨ててしまう訳ではないでしょう?

大切なものは、捨てられない。

心の引き出しの奥には、ちゃんとしまってあるのよ。」

 

灯里 「そっか、そういうことなんですね。

忘れたはずの思い出は、私の中で眠っているんですね。」

 

アリシア 「ちょっとしたきっかけで、ひょっこり顔を出すと、嬉しいような照れくさいような、不思議な気持ちになる。」

 

灯里 「海が、思い出させてくれたんだ‥。

アリシアさん、この島は本当にネバーランドかも。

もしかしたら、アクアという星そのものが、ネバーランドなのかもしれません。」

 

アリシア 「そうかもね、この風景を人が作ったなんて考えられない。ありえない世界‥」

 

灯里 「‥でも、確かにここにあります。」

 

アリシア 「そうね」

 

灯里 「今日は、ご招待有り難うございました!

なんか、素敵なことが一杯の一日でした!」

 

アリシア  「それは、灯里ちゃんが素敵だからよ。」

 

灯里 「え‥」

 

アリシア  「素敵な人の目には、世界は素敵に映ってくれるのよ」

 

 

 

 

そんな会話をした後、昼間なくしたと思っていたリボンが、ふと見つかった灯里ちゃんは、思わず涙。

このシーン、「なぜだかわからないけれど‥」と、涙の理由は直接的には語っていなかったけれど、灯里ちゃんが子どもの頃になくしてしまった大切なリボンが戻って来てくれたような感覚になったのかな??またそれは同時にメタファーでもあって、 「失ったと思っていたネバーランドに、実は今暮らしているのだということ(=自分が信じている素敵な世界に住んでいること)」に気がついたからなのかな??‥と勝手に想像。

とにかく、言葉には変換できない色んな気持ちが自然と伝わって来る、とっても素晴らしいシーンでした♡

実はこのシーンは原作漫画にはなかったものだと、アニメ鑑賞後に知ったのですが、逆にアニメ化されていない漫画58話「エピフォニア」で、大人になるのはつまらないと感じているアリスちゃんに対して、アテナ先輩が言うセリフと、どこか内容が繋がっている気がしています☺

 
 

 

アテナ ”でもねーー

大人になれば子どもの頃は見えなかった素敵な世界に気づくことができる

いつも

いつでも

どこでも

どんなことも

どこまでも

自分の心ひとつで自由自在の変幻自在で楽しめるのよ”

 

アリス ”自由自在の変幻自在‥

魔法みたいですね?”

 

アテナ ”うんっ 素敵な大人になれば

ただ待っているだけじゃなくなるの”

 

 

 

 
 

シリーズ1「ARIA The ANIMATION」 第12話「その やわらかな願いは…」

 

これも原作にはなかったエピソードだったのだと、アニメ鑑賞後に漫画を読んで知ったのですが、好きなお話の1つです!

水の星と呼ばれる惑星AQUAの起源と、そこに移住し開拓した人たちの歴史エピソードは、今私たちの目の前にあるすべての当たり前の暮らしは、かつて誰かが作ってくれたものに溢れているのだという、そんな当たり前のことに優しく気づかせてくれます。

過去と未来が出会う不思議なエピソードなのですが、こういう類いのお話を日常の1シーンとして描くところがARIAの素敵なところです。

(ま、SF設定なので何でもアリっちゃアリなんで、うまいんですが!笑)

 
 

シリーズ2「ARIA The NATURAL」第16話「その ゴンドラとの別れは…」

 

灯里ちゃんにとって大切な相棒であるゴンドラとのお別れのエピソード。

人だけじゃなくて、物も共に生きている仲間であり、出会いもあれば、別れもある。

一見するととても地味なこういうエピソードを、約30分も使って丁寧に描いているところが、本当にこのアニメの素敵なところ♡

 

 

シリーズ3「ARIA The ORIGINATION」第4話「その 明日を目指すものたちは…」

 

自信を無くしていた灯里ちゃんに、アリシアさんがトラゲッタの1日体験を勧めるエピソード。

いつもと違う環境と人との交流で見えて来る、いろんなこと。

失敗したり上手くいかない時、自分に自信がなくなってしまった時、傷つくのが怖くて、新しくチャレンジするのが怖くなってしまう時、そんな心を、勇気づけてくれるエピソードです。

 

”自分で自分をオシマイにしない限り、きっと本当に遅いことなんてないんです。”

 

とにかくこの回は、絵柄がとても綺麗で、キャラクターたちの動きや表情、光と影もとても魅力的に描かれていて、制作者チームの愛が感じられます♡

 

 

シリーズ3「ARIA The ORIGINATION」第6話「その 素敵な課外授業に…」

 

もしかしたら全シリーズの中で個人的に一番好きなシーンは、このアリスちゃんの妄想アリシアさん女神像かもしれない(笑)

このゴールド感、シリーズ内で1番笑ったかも♡

 

 

シリーズ3「ARIA The ORIGINATION」第7話「その ゆるやかな時の中に…」

 

ARIAカンパニーの創設者であるグランマが、いかにして起業するに至ったのか。

若かりしグランマがとっても綺麗♡

そんなグランマが選んだ「生きる理由」も、素敵♡

このお話で使われていた「鳥かごの夢」という音楽も素敵です☺

 

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シリーズ3「ARIA The ORIGINATION」第9話「その オレンジの風につつまれて…」

 

もう1度観たい、アリスちゃんの昇格試験の感動シーン!

ストーリーのリズムといい、アングルといい、音楽といい、セリフといい、美しい景色の演出といい、とってもドラマティックで、泣くのに充分♡

 

 

 

シリーズ3「ARIA The ORIGINATION」第13話「その 新しいはじまりに…」


 
ARIAテレビシリーズ最終話は、慣れ親しんだ生活とのお別れと、新しい生活のはじまりと、その両方がARIAらしく描かれていて、素敵な終わり方でした☺

ラストの灯里ちゃんのセリフ、「ちょっと、嬉しいだけだよ」は、本当に、究極です。

このセリフに全てが詰まってる‥!

 

 
アリシアさんの引退式も豪華で素敵でした♡😭

 
 
 

他にも、
 


 

晃さんが藍華ちゃんを励ますこのシーンや♡

 

 

「そのオレンジの日々を…」のエピソードでの、
「また明日ねー!」と言ってアリスちゃんと藍華ちゃんを見送る、灯里ちゃんのこの姿♡
 


 
「どんな大人になりたかったか?」という灯里ちゃんの質問に、雪だるまで応えるユニークで素敵なアリシアさん♡

 

 
鏡に映る姿を通して、自分の在り方が周りに影響を与えているのだと、アリスちゃんに優しく教える、アテナ先輩♡

 

 
独自のマイルールで自分に厳しくするアリスちゃん♡

 

 
夜光鈴のお話も好きでした♡

 

 
灯里ちゃんによるアリシアさんのモノマネも可笑しかったし♡

 

 
灯里ちゃんが暁さんに、エビフライ「あーん!」って、急にしはじめたところも、面白かった♡

 

そしてそして、

映画版「ARIA The AVVENIRE」の灯里ちゃんのセリフが、大好きです♡

 

”お別れはいつだって寂しいです。
この夜光鈴の時も。
ゴンドラさんの時も。
すごくすごく寂しくて、悲しかったです。
でも、それは多分、いいことなんですよ、アリシアさん。
寂しければ、寂しいほど
悲しければ、悲しいほど、
それは大好きな存在だったからなんです。
これは一生物だって思える、このアクアで、キラキラ輝き続ける愛おしい存在。
だから、切ない想いもまた、幸せ者の証なんですよ。”

 
 
私にとって、まさにARIAはそんな存在♡♡

素敵な思い出がいっぱいで、幸せ者です♡♡♡

 

 
 
 

 

祝★ARIA新作映画 来春公開 !

ARIAの新作映画「ARIA The CREPUSCOLO」が公開させるとのこと♡♡♡
予定は今年2020年冬でしたが、2021年春に!

楽しみです♡♡♡

 

 

 

 
漫画ARIA完全版も面白かったです!!

 
 

 


 
 

 

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(*上記は2020年10月15日現在の情報です。詳しくはオフィシャルHPにてご確認下さいませ

 
 

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観ると明るい気持ちになる作品たち



時は人を美しくする<br>ドキュメンタリー映画「人生フルーツ」
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ずーーーーっと観たくて見逃し続けていた「人生フルーツ」。 今回やっと観る事ができました。 建築家の修一さん(90歳)と、妻の英子さん(87歳)ご夫婦の暮らしを追ったドキュメンタリー映画。 このお年になっても、元気に自分たちで生活されている様子に励まされると同時に、お二人の何気ない日常のやり取りがとても優しくて、あたたかくて、観ているだけで心が本当にポカポカとあたたかくなりました。 雑木林に囲まれた平屋のお家や、70種のお野菜と50種の果物をお庭で育てて、それを英子さんがとても美味しそうなごちそうに変え、仲良くお二人で一緒に食べる。そんなライフスタイルもとても素敵で、いつかこんな生活が出来たら‥と夢は膨らむばかりでしたが、それ以上に私の心を振るわせたのは、お二人の美しい笑顔でした。とてもキラキラしていて、昔の若かった時よりも年を重ねた今の方がお二人ともとっても綺麗なのです。 日々どんな気持ちで過ごし、コツコツと積み重ねたり磨き続けて来た膨大な「時」が、お二人の内側からにじみ出てきていて、何度も胸が熱くなって、時々私は泣いてしまいました。 どの方向に向かって生きてゆくのか。 日々どんな思いを抱き、他者や自分自身、他の生き物、自然環境とどのように関わるのか。 人生は最後の日まで学びであり、誠実に毎日を重ねながら命を全うしていくこと。 年をとる事や、長く生きるということが、こんなに可能性に満ちたものだったなんて‥。 人生の素敵な先輩方から、あたたかいラブレターを頂いた様な気がしました。 キャッチコピーにもあった「人生は、だんだん美しくなる」。 私もそんな風に生きてゆきたいなと、しみじみと感じた作品でした。